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そのソフトから知るJAZZ音楽に於ける音像定位とは!!

stay home スタッフ勉強会自社ケーブル比較試聴(2)
開催予定していた「2020年ヨーロピアン・カーオーディオコンテスト」で予定していたデモの内容をソフトの紹介を交えながら少しお伝えしていきたいと思います。ここではラインケーブルの紹介を主に計画していました。
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SL-1980
女性ボーカル(JAZZ)のジャンルからエリン・ボーデの「But Not For Me」という曲をとりあげます。   
レーベル [MXJ118]

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3つのポイントに分けて検証をしてみたいと思います。

①全体を支配する低域(ベース)の沈み込みや弦の弾む様子
比較試聴寸評
●SL-1980では、ベースの音は素直で、沈み込みの感じは少ないが、全体のバランスを良好に支えていました。S/N感も良好です。
流石コストパフォーマンスモデルといった感じです。
●SL-5000 では、ベースの音がワイドに沈む感じで、弾み方では、音を伝える空気感が上質に感じられました。S/Nがクール(華やぎ)に向上しています。
●SL-6000は、深く沈むベースでバウンディングもにじみの少ない音質でした。倍音の響きもより豊かになっています。
●SL-1では、豊かな倍音を伴う理想的なベース音、音に混濁がなく、華やか過ぎない弾み方が良好でした。可聴帯域外の音の積層感も出ていると感じます
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SL-5000
②ボーカルの質感、滑らかさ、鮮明度。
比較試聴寸評
●SL-1980では、録音エンジニアの意図に味付けをしているようなイメージはないものの、ややツヤに欠ける感じがしました。
●SL-5000では、ボーカルが低域に気持ちよく載る感じがし、声、楽器も滑らかでツヤ感も向上しました。全体的にクールな質感でした。
●SL-6000 では、落ち着いた質感で声や楽器の音にクリア・ツヤが増しました。高域音と低域音の分離感も向上しました。
●SL-1では、声の質感はウォーム(落着く)でツヤは一番出ます。4機種で最上の質感でありボーカル高音の伸びやかさが際立つ様子です。

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SL-6000

③音楽が鳴っているエリア、連続感(トランジェント)この3点が、どのように再生されるかを試聴してみたいと思います。
●SL-1980では、音の出は速いです。音の鳴るエリアがクリアであるが、拡がりに欠けます。連続感は良好です。
●SL-5000 では、全体にクールな濃密な感じがしました。音の密度が向上し、忠実再生の表現両区の典型と感じました。
●SL-6000 では、音の鳴るエリアが奥まる感じでした。音像・音場の定位感が促進され、低域の解像度の解像度も向上しました。
●SL-1では、連続感が一層向上、洗練性も向上、音の逼迫感はなく、高解像な音場を再現し、音楽の高揚感も充実していました。
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SL-1

意見には個人差がありますが、スタッフ勉強会で改めて製品の特長を聴き比べすることは良かったと思います。
ご試聴(視聴)ありがとうございました。(^^♪

by saec-com | 2020-05-23 16:41 | 社員勉強会

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